TsumikiはAI駆動開発のためのフレームワークです。要件定義から実装まで、AIを活用した効率的な開発プロセスを提供します。
基本的にClaude Codeをサポートしますが、それ以外のツールでも使用できます。Claude Code以外のツールでtsumikiを使用する を参照してください。
Tsumikiを使用するには、次のClaude Code Pluginコマンドでインストールしてください:
/plugin marketplace add https://github.com/classmethod/tsumiki.git
/plugin install tsumiki@tsumiki
このコマンドを実行すると、TsumikiのClaude Codeスラッシュコマンドとエージェントが自動的にインストールされます。
注意: コマンドは /tsumiki:
プレフィックス付きで実行します(例:/tsumiki:kairo-requirements
)。
Tsumikiは以下の2つのコマンドで構成されています:
- kairo - 要件定義から実装までの包括的な開発フロー
- tdd - テスト駆動開発(TDD)の個別実行
Kairoは要件定義から実装までの開発プロセスを自動化・支援します。以下の開発フローを支援します:
- 要件定義 - 概要から詳細な要件定義書を生成
- 設計 - 技術設計文書を自動生成
- タスク分割 - 実装タスクを適切に分割・順序付け
- TDD実装 - テスト駆動開発による品質の高い実装
init-tech-stack
- 技術スタックの特定
kairo-requirements
- 要件定義kairo-design
- 設計文書生成kairo-tasks
- タスク分割kairo-implement
- 実装実行
tdd-requirements
- TDD要件定義tdd-testcases
- テストケース作成tdd-red
- テスト実装(Red)tdd-green
- 最小実装(Green)tdd-refactor
- リファクタリングtdd-verify-complete
- TDD完了確認
rev-tasks
- 既存コードからタスク一覧を逆生成rev-design
- 既存コードから設計文書を逆生成rev-specs
- 既存コードからテスト仕様書を逆生成rev-requirements
- 既存コードから要件定義書を逆生成
注意: Claude Code Pluginでインストールした場合は、各コマンドの先頭に tsumiki:
を付けてください(例:/tsumiki:kairo-requirements
)。
# 1. 技術スタック初期化
/tsumiki:init-tech-stack
# 2. 要件定義
/tsumiki:kairo-requirements
# 3. 設計
/tsumiki:kairo-design
# 4. タスク分割
/tsumiki:kairo-tasks
# 5. 実装
/tsumiki:kairo-implement
/tsumiki:tdd-requirements
/tsumiki:tdd-testcases
/tsumiki:tdd-red
/tsumiki:tdd-green
/tsumiki:tdd-refactor
/tsumiki:tdd-verify-complete
# 1. 既存コードからタスク構造を分析
/tsumiki:rev-tasks
# 2. 設計文書の逆生成(タスク分析後推奨)
/tsumiki:rev-design
# 3. テスト仕様書の逆生成(設計文書後推奨)
/tsumiki:rev-specs
# 4. 要件定義書の逆生成(全分析完了後推奨)
/tsumiki:rev-requirements
rulesyncを組み合わせて使用することで、Claude Code以外のツールでもtsumikiのコマンドを使用できます。
プロジェクトルートで以下のコマンドを実行します。
npx -y rulesync init
npx -y rulesync config --init
npx -y rulesync import \
--targets claudecode \
--features commands,subagents
# Gemini CLIのカスタムスラッシュコマンドを出力する場合は以下のようになります。
# (`--targets` には `claudecode`, `geminicli`, `roo` の指定が可能です)
npx -y rulesync generate \
--targets geminicli \
--features commands
# カスタムスラッシュコマンドの仕様が存在しない(または仕様的な制限のある)AIコーディングツールでも、 `--experimental-simulate-commands` フラグによりいくつかのツールではコマンドファイルを出力できます。
# Cursorのカスタムスラッシュコマンドを出力する場合は以下のようになります。
# (`--targets` には `cursor`, `copilot`, `codexcli` の指定が可能です)
npx -y rulesync generate \
--targets cursor \
--features commands
--experimental-simulate-commands
詳しくはrulesyncのREADMEを参照してください。
使用方法の詳細、ディレクトリ構造、ワークフロー例、トラブルシューティングについては MANUAL.md を参照してください。