M5Stack製品のプログラムをVSCode上のPlatformIO環境で書くための雛形です。
1つのリポジトリで複数のM5Stack製品に対応したソースコードをビルドするのにも利用することもできます。製品依存のコードはそれぞれ「個別のソースの置き場所」に置くと,その製品がビルド対象になっているときだけコンパイルされます。共通のコードで場合分けが必要な場合は,「個別に定義される定数」で場合分けできます。
default_envs |
個別のソースの置き場所 | 個別に定義される定数 |
|---|---|---|
m5stack |
src/m5stack |
TARGET_M5STACK |
VSCodeのステータスバー(画面下)にある「Switch ProjectIO Project Environment」を押すと,環境の切り替えメニューが画面上に表示され,platformio.inoのdefault_envsを書き換えずに環境を切り替えることができます。
platformio.inoの[env]セクションにあるbuild_flagsでENABLE_SERIAL_MONITORを定義すると,common.hにあるシリアル周りのマクロ定義が有効になり,シリアル表示のコードを挿入します。また,MACアドレスを表示するためのマクロ定義も追加されます。このマクロ定義を使ってデバッグ用の表示コードを書いておくと,不要なときは表示コードを挿入しないようにすることができます。
