@@ -1378,42 +1378,45 @@ Vim では、'^' と '$' は常に中間の改行にもマッチします。最
1378
1378
< {pattern} の区切りには // 以外の文字を使うことができます。'"'
1379
1379
や '|' などの特別な文字を使うときは注意してください。
1380
1380
1381
- {group} は、コマンドを実行する前に定義しておく必要があります 。
1381
+ {group} はコマンドを実行する前に定義しておく必要があります 。
1382
1382
1383
- {group} の強調は、'hlsearch' や構文強調 ('syntax' 参照) の強調
1384
- よりも優先されます。
1383
+ {group} の強調表示は、'hlsearch' で文字を強調表示する場合にも
1384
+ 適用されますが、これはマッチでの強調表示が 'hlsearch' の強調表
1385
+ 示よりも優先されるためです。構文の強調表示 ('syntax' を参照)
1386
+ もマッチによって上書きします。
1385
1387
1386
1388
Note: 'hlsearch' の強調はすべてのウィンドウに適用されますが、
1387
1389
":match" はカレントウィンドウだけです。ウィンドウのバッファを
1388
1390
切り替えても、強調表示は維持されます。
1389
1391
1390
- 'ignorecase' の設定は使われません。大文字と小文字は区別されま
1391
- す。大文字と小文字の違いを無視するには、| /\c | を使います。
1392
+ 'ignorecase' の設定は使われず、大文字と小文字の違いを無視する
1393
+ には | /\c | を使います。それ以外では大文字と小文字は区別されま
1394
+ せん。
1392
1395
1393
- 'redrawtime' を設定すると、検索に費やす時間を制限できます 。
1396
+ 'redrawtime' で検索に費やす最大の時間を定義できます 。
1394
1397
1395
1398
改行にマッチしているときに、Vim がディスプレイの一部だけを再描
1396
- 画すると、予期しない結果になることがありますが、 それは、Vim が
1397
- 再描画した行からマッチの検索を開始するからです 。
1399
+ 画すると、予期しない結果になることがあります。 それは、Vim が再
1400
+ 描画した行からマッチの検索を開始するからです 。
1398
1401
1399
- | matcharg() | は | :match | コマンドで使用されたパターンと強調グ
1400
- ループを返します。| getmatches() | は | matchadd() | と | :match |
1401
- で定義されたマッチのパターンと強調グループのリストを返します。
1402
+ | matcharg() | と | getmatches() | も参照してください。
1403
+ 前者はハイライトグループと | :match | コマンドで使用されたパター
1404
+ ンを返します。後者はハイライトグループのリストと | matchadd() |
1405
+ および | :match | で定義されたパターンを返します。
1402
1406
1403
- | :match | コマンドではマッチを三つまで定義できます (| :match | 、
1404
- | :2match | 、| :3match | )。| matchadd() | にはこのような制限はありま
1405
- せん。加えて、優先順位を設定することもできます。
1407
+ | :match | を用いたハイライトのマッチは3つのマッチに制限されてい
1408
+ ます (余談ながら | :match | , | :2match | , | :3match | がありま
1409
+ す)。| matchadd() | にはこの制限はなく、加えてマッチの優先度付け
1410
+ ができます。
1406
1411
1407
- :match コマンドによって設定された強調グループとパターンを得る
1408
- には | matcharg() | を使います。
1409
-
1410
- 次の例は、表示桁で 72 列目以降の文字をすべて強調表示します: >
1412
+ 別の例として、72 表示列目以降の文字をすべて強調表示します: >
1411
1413
:highlight rightMargin term=bold ctermfg=blue guifg=blue
1412
1414
:match rightMargin /.\%>72v/
1413
- < 表示桁で 7 列目の文字をすべて強調表示するには次のようにします : >
1415
+ < 7 表示列目の文字をすべて強調表示するには次のようにします : >
1414
1416
:highlight col8 ctermbg=grey guibg=grey
1415
1417
:match col8 /\%<8v.\%>7v/
1416
- < Note: TAB のような文字は、1 桁を超えて表示されます。
1418
+ < Note: TAB のような複数表示列を占める文字にもマッチさせるため2
1419
+ つの項目を使用しています。
1417
1420
1418
1421
:mat[ch]
1419
1422
:mat[ch] none
@@ -1432,7 +1435,7 @@ Vim では、'^' と '$' は常に中間の改行にもマッチします。最
1432
1435
":3match" コマンドは | matchparen | プラグインで使用されていま
1433
1436
す。あなたが手動でマッチを設定するときは ":match" を使ってくだ
1434
1437
さい。他のプラグインでは ":2match" を使ってください。
1435
-
1438
+
1436
1439
==============================================================================
1437
1440
11. ファジーマッチ *fuzzy-matching*
1438
1441
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