@@ -87,6 +87,19 @@ termcap のコードが有効になり、カーソルキーとファンクショ
87
87
そのため、print キーを押してスクリーンへの出力を止めることができます。<BS> を
88
88
押すと出力が再開します。
89
89
90
+ *xterm-bracketed-paste*
91
+ 't_BE' がオンの場合、raw モードに入るときに 't_BE' が端末に送信され、raw モー
92
+ ドを抜けるときに 't_BD' が送信されます。その際、端末はペーストされたテキストの
93
+ 前に 't_PS' を置き、ペーストされたテキストの後に 't_PE' を置くことが想定されま
94
+ す。これにより、Vim はタイプされた文字とペーストされたテキストを分離することが
95
+ できます。ペーストされたテキストはマウスの中ボタンを使ったときと同様に扱われま
96
+ す。
97
+
98
+ いくつかの状況では、Vim は bracketed paste を認識せず、生のテキストが取得され
99
+ る場合があることに注意してください。別のいくつかの状況では Vim はペーストされ
100
+ た最初の文字のみを取得し、残りは切り捨てられます。例: "r" コマンドを使った場
101
+ 合。
102
+
90
103
*cs7-problem*
91
104
Note: Vim を起動した後で端末の設定を変えると、設定が一貫しない状態になるかもし
92
105
れません。Solaris 2.5 で "stty cs8 parenb" が "stty cs7 parenb" に復元されてし
@@ -306,6 +319,10 @@ Vim 独自のもの (標準的なコードはないもの):
306
319
| xterm-true-color |
307
320
t_8b 背景色を設定する (R, G, B) *t_8b* *'t_8b'*
308
321
| xterm-true-color |
322
+ t_BE bracketed paste モードを有効化する *t_BE* *'t_BE'*
323
+ | xterm-bracketed-paste |
324
+ t_BD bracketed paste モードを無効化する *t_BD* *'t_BD'*
325
+ | xterm-bracketed-paste |
309
326
310
327
キーコード
311
328
Note: 可能なかぎり <> 形式を使ってください。
@@ -398,18 +415,20 @@ Note: 可能なかぎり <> 形式を使ってください。
398
415
t_KK <k8> キーパッド 8 *<k8>* *t_KK* *'t_KK'*
399
416
t_KL <k9> キーパッド 9 *<k9>* *t_KL* *'t_KL'*
400
417
<Mouse> マウスコードの先頭部分 *<Mouse>*
418
+ t_PS bracketed paste の開始 | xterm-bracketed-paste | *t_PS* 't_PS'
419
+ t_PE bracketed paste の終了 | xterm-bracketed-paste | *t_PE* 't_PE'
401
420
402
421
Note t_so と t_mrについて: termcap に "so" エントリがない場合は "mr" が使われ
403
422
ます。逆に "mr" がない場合は "so" が使われます。"se" と "me" も同じ関係にあり
404
- ます。お使いの端末が反転と強調の両方をサポートしているならば、これらは別々のモー
405
- ドとして表示されます 。これらの片方しかサポートしていない場合は、どちらも同じよ
406
- うに表示されます 。
423
+ ます。お使いの端末が反転と強調の両方をサポートしているならば、これらは別々の
424
+ モードとして表示されます 。これらの片方しかサポートしていない場合は、どちらも同
425
+ じように表示されます 。
407
426
408
427
*keypad-comma*
409
428
キーパッドのキーは、何かにマップされていないときは通常のキーと等価です。ただ 1
410
429
つだけ例外があります。小数点キーがあるべき場所にコンマキーがあるキーパッドの場
411
- 合でも Vim では小数点として認識されます。これを修正するには次のマッピングを
412
- 使ってください : >
430
+ 合でも Vim では小数点として認識されます。これを修正するには次のマッピングを使っ
431
+ てください : >
413
432
:noremap <kPoint> ,
414
433
:noremap! <kPoint> ,
415
434
< *xterm-codes*
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