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- .TH VIM 1 "2021 Jun 13 "
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+ .TH VIM 1 "2024 Aug 03 "
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2
.SH 名前
3
3
vim \- Vi IMproved, プログラマのテキストエディタ
4
4
.SH 書式
@@ -170,7 +170,7 @@ Note: "+" と "\-c" は合わせて 10 個まで指定できます。
170
170
指定されたファイルが開かれ、それらのファイルの差分が表示されます。
171
171
vimdiff(1) と同様の動作です。
172
172
.TP
173
- \- d {device}
173
+ \- d {device}, \- dev {device}
174
174
{device} を端末として開きます。
175
175
Amiga でのみ使います。
176
176
例:
@@ -208,7 +208,13 @@ Amiga では、":sh" と "!" コマンドは機能しなくなります。
208
208
GUI がサポートされている場合は、GUI で起動します。
209
209
サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。
210
210
.TP
211
- \- h
211
+ \-\- gui-dialog-file {name}
212
+ GUI の使用時、ダイアログを表示する代わりとして、ファイル {name} へダイアログのタイトルとメッセージを書き込みます。
213
+ ファイルは作成されるか追記されます。
214
+ テストにみ有用で、見ることができないダイアログによってテストが中断されるのを防ぎます。
215
+ GUI 以外ではこの引数は無視されます。
216
+ .TP
217
+ \-\- help, \- h, \- ?
212
218
コマンドライン引数やオプションのヘルプを表示して終了します。
213
219
.TP
214
220
\- H
@@ -266,6 +272,12 @@ N を省略した場合は、引数のファイルを個別のウィンドウで
266
272
N 個のタブページを開きます。
267
273
N を省略した場合は、引数のファイルを個別のタブページで開きます。
268
274
.TP
275
+ \- P {parent-title}
276
+ Win32 のみ。親になるアプリケーションのタイトルを指定します。
277
+ 可能であれば Vim はその MDI アプリケーションのウィンドウ内で起動します。
278
+ {parent-title} が親アプリケーションのウィンドウのタイトルに使われていて、明確に区別できる必要があります。
279
+ Note: まだ簡単に実装されているだけです。全てのアプリケーションで動くわけではありません。メニューは機能しません。
280
+ .TP
269
281
\- R
270
282
読み込み専用モード。
271
283
オプション 'readonly' がオンになります。
@@ -301,6 +313,15 @@ N を省略した場合は、引数のファイルを個別のタブページで
301
313
が組み込みでサポートしている名前か、
302
314
termcap または terminfo ファイルで定義されている名前を指定してください。
303
315
.TP
316
+ \-\- not-a-term
317
+ 入力と出力(もしくはどちらか一方)が端末に接続されていないことを、ユーザーが把握しているということを
318
+ .B Vim
319
+ に伝えます。
320
+ これにより警告が表示され 2 秒間の遅延が発生するのを避けられます。
321
+ .TP
322
+ \-\- ttyfail
323
+ 標準入力か標準出力が端末 (tty) でない場合、すぐに終了します。
324
+ .TP
304
325
\- u {vimrc}
305
326
{vimrc} ファイルを使って初期化します。
306
327
他の初期化処理はスキップされます。
@@ -320,11 +341,27 @@ termcap または terminfo ファイルで定義されている名前を指定
320
341
N に指定した数値が 'verbose' に設定されます。
321
342
省略した場合は 10 になります。
322
343
.TP
344
+ \- V[N]{filename}
345
+ -V と同様で、さらに 'verbosefile' を {filename} に設定します。
346
+ その結果、メッセージは表示されずにファイル {filename} に書き出されます。
347
+ {filename} は数字で始まってはいけません。
348
+ .TP
349
+ \-\- log {filename}
350
+ もし
351
+ .B Vim
352
+ がチャネル機能付きでコンパイルされている場合、ログの出力を開始し、ファイル {filename} に書き込みます。
353
+ これは、起動時の非常に早い段階で
354
+ .I ch_logfile({filename}, 'ao')
355
+ を呼び出すのと同様な動作です。
356
+ .TP
323
357
\- v
324
358
Vi モードで起動します。
325
359
実行ファイルの名前が "vi" の場合と同じです。
326
360
実行ファイルの名前が "ex" の場合だけ効果があります。
327
361
.TP
362
+ \- w{number}
363
+ オプション 'window' を {number} に設定します。
364
+ .TP
328
365
\- w {scriptout}
329
366
入力した文字を {scriptout} に記録します。
330
367
"vim \- s" や "source!" で実行するためのスクリプトファイルを作成するのに便利です。
@@ -334,7 +371,9 @@ Vi モードで起動します。
334
371
\- w と同じですが、ファイルがすでに存在した場合は上書きされます。
335
372
.TP
336
373
\- x
337
- ファイルを暗号化して書き込みます。暗号化キーの入力プロンプトが表示されます。
374
+ .B Vim
375
+ が暗号化機能付きでコンパイルされている場合、ファイルを暗号化して書き込みます。
376
+ 暗号化キーの入力プロンプトが表示されます。
338
377
.TP
339
378
\- X
340
379
X サーバーと通信しません。端末での起動時間を短くできます。
@@ -362,9 +401,6 @@ X サーバーと通信しません。端末での起動時間を短くできま
362
401
\-\- echo\- wid
363
402
GTK GUI のみ: Window ID を標準出力に出力します。
364
403
.TP
365
- \-\- help
366
- ヘルプを表示して終了します。"\- h" と同じです。
367
- .TP
368
404
\-\- literal
369
405
引数のファイル名をリテラル文字列として扱います。ワイルドカードを展開しません。
370
406
Unix のように、シェルがワイルドカードを展開する場合は機能しません。
@@ -406,6 +442,10 @@ GTK GUI のみ: GtkPlug メカニズムを使って gvim を別のウィンド
406
442
.TP
407
443
\-\- version
408
444
バージョン情報を表示して終了します。
445
+ .TP
446
+ \-\- windowid {id}
447
+ Win32 GUI の Vim のみ。ウィンドウ {id} を親ウィンドウにしようと試みます。
448
+ 成功するとそのウィンドウの内側で起動します。
409
449
.SH オンラインヘルプ
410
450
ヘルプを開くには、
411
451
.B Vim
@@ -420,53 +460,58 @@ GTK GUI のみ: GtkPlug メカニズムを使って gvim を別のウィンド
420
460
例: ":help syntax.txt"。
421
461
.SH ファイル
422
462
.TP 15
423
- /usr/local/lib /vim/doc/*.txt
463
+ /usr/local/share /vim/vim?? /doc/*.txt
424
464
.B Vim
425
465
のヘルプファイル。
426
466
ファイルの一覧は ":help doc\- file\- list" に記載されています。
467
+ .br
468
+ .I vim??
469
+ は短いバージョン番号で
470
+ .B Vim 9.1
471
+ では vim91 です。
427
472
.TP
428
- /usr/local/lib /vim/doc/tags
473
+ /usr/local/share /vim/vim?? /doc/tags
429
474
ヘルプを検索するための tags ファイル。
430
475
.TP
431
- /usr/local/lib /vim/syntax/syntax.vim
476
+ /usr/local/share /vim/vim?? /syntax/syntax.vim
432
477
システムの構文定義初期化ファイル。
433
478
.TP
434
- /usr/local/lib /vim/syntax/*.vim
479
+ /usr/local/share /vim/vim?? /syntax/*.vim
435
480
いろいろな言語用の構文定義ファイル。
436
481
.TP
437
- /usr/local/lib /vim/vimrc
482
+ /usr/local/share /vim/vimrc
438
483
システムの
439
484
.B Vim
440
485
初期化ファイル。
441
486
.TP
442
- ~/.vimrc
487
+ ~/.vimrc, ~/.vim/vimrc, $XDG_CONFIG_HOME/vim/vimrc
443
488
ユーザーの
444
489
.B Vim
445
- 初期化ファイル。
490
+ 初期化ファイル。(最初のものが使われます。)
446
491
.TP
447
- /usr/local/lib /vim/gvimrc
492
+ /usr/local/share /vim/gvimrc
448
493
システムの gvim 初期化ファイル。
449
494
.TP
450
- ~/.gvimrc
451
- ユーザーの gvim 初期化ファイル。
495
+ ~/.gvimrc, ~/.vim/gvimrc, $XDG_CONFIG_HOME/vim/gvimrc
496
+ ユーザーの gvim 初期化ファイル。(最初のものが使われます。)
452
497
.TP
453
- /usr/local/lib /vim/optwin.vim
498
+ /usr/local/share /vim/vim?? /optwin.vim
454
499
":options" コマンドで使われるファイル。
455
500
オプションを表示したり設定したりできます。
456
501
.TP
457
- /usr/local/lib /vim/menu.vim
502
+ /usr/local/share /vim/vim?? /menu.vim
458
503
システムのメニュー初期化ファイル。gvim で使います。
459
504
.TP
460
- /usr/local/lib /vim/bugreport.vim
505
+ /usr/local/share /vim/vim?? /bugreport.vim
461
506
バグレポートを生成するスクリプト。":help bugs" 参照。
462
507
.TP
463
- /usr/local/lib /vim/filetype.vim
508
+ /usr/local/share /vim/vim?? /filetype.vim
464
509
ファイル名からファイルタイプを判定するスクリプト。":help 'filetype'" 参照。
465
510
.TP
466
- /usr/local/lib /vim/scripts.vim
511
+ /usr/local/share /vim/vim?? /scripts.vim
467
512
ファイルの内容からファイルタイプを判定するスクリプト。":help 'filetype'" 参照。
468
513
.TP
469
- /usr/local/lib /vim/print/*.ps
514
+ /usr/local/share /vim/vim?? /print/*.ps
470
515
PostScript 印刷に使われるファイル。
471
516
.PP
472
517
最新の情報は VIM のホームページを参照してください:
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