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- *options.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Dec 21
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+ *options.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2021 Feb 13
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VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -474,7 +474,7 @@ Note 展開されるオプションの値の長さ制限に注意。システム
474
474
CTRL-? CTRL-H
475
475
CTRL-?以外 CTRL-?
476
476
477
- (CTRL-? は8進数で 0177 、16進数で 0x7f)
477
+ (CTRL-? は8進数で 0o177 、16進数で 0x7f)
478
478
479
479
ターミナルのデリートキーのキーコードが違っているが、バッ
480
480
クスペースのキーコードは正しいときは、次のコマンドをファ
@@ -1615,7 +1615,11 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
1615
1615
{VimのGUIバージョンか |+xterm_clipboard| 機能付きでコ
1616
1616
ンパイルされたもののみ有効}
1617
1617
コンマ区切りのキーワードのリストを指定する。
1618
- 認識されるのは、以下のキーワードである。
1618
+ Note: 要素の1つとして "exclude:" がある場合、要素を後ろに追加すること
1619
+ はできない。従って += で後方への要素の追加ではなく ^= を使って前方への
1620
+ 追加をする。例: >
1621
+ set clipboard^=unnamed
1622
+ < 認識されるのは、以下のキーワードである。
1619
1623
1620
1624
*clipboard-unnamed*
1621
1625
unnamed これが含まれると、コピー、削除、変更、ペーストなどの操
@@ -2694,6 +2698,8 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
2694
2698
foldcolumn:{n} 差分モードの開始時にオプション 'foldcolumn' を
2695
2699
{n}に設定する。
2696
2700
2701
+ followwrap 'wrap' オプションにそのまま従う。
2702
+
2697
2703
internal 内部diffライブラリを使用する。'diffexpr' が設
2698
2704
定されている場合は無視される。 *E960*
2699
2705
バッファを書き込むときにメモリが不足すると、こ
@@ -3221,7 +3227,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
3221
3227
'fileignorecase' 'fic' 切替 (既定値: ファイル名の大文字と小文字の違いを無
3222
3228
視するシステムではオン)
3223
3229
グローバル
3224
- このオプションが設定すると 、ファイル名とディレクトリ名の大文字と小文字
3230
+ このオプションを設定すると 、ファイル名とディレクトリ名の大文字と小文字
3225
3231
の違いが無視される。
3226
3232
補完で大文字と小文字の違いを無視したい場合は 'wildignorecase' を参照。
3227
3233
@@ -3252,7 +3258,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
3252
3258
通常のファイル名文字だけが使える。"/\*?[|<>" は不正である。
3253
3259
3254
3260
*'fillchars'* *'fcs'*
3255
- 'fillchars' 'fcs' 文字列 (既定では "vert:|,fold:-")
3261
+ 'fillchars' 'fcs' 文字列 (既定では "vert:|,fold:-,eob:~ ")
3256
3262
グローバル
3257
3263
{|+folding| 機能付きでコンパイルされたときのみ有効}
3258
3264
ステータス行と垂直分割の区切りを埋める文字を設定する。値にはキーワード
@@ -3263,7 +3269,11 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
3263
3269
stlnc:文字 ' ' か '=' 非カレントウィンドウのステータス行
3264
3270
vert:文字 '|' 垂直分割の区切り |:vsplit|
3265
3271
fold:文字 '-' 'foldtext' での空白部分
3272
+ foldopen:文字 '-' 折り畳みの先頭のマーク
3273
+ foldclose:文字'+' 閉じられた折り畳みのマーク
3274
+ foldsep:文字 '|' 開いた折り畳みの中間文字
3266
3275
diff:文字 '-' 'diff' での削除された行
3276
+ eob:文字 '~' バッファ終端以降の空行
3267
3277
3268
3278
指定されなかったキーワードについては、既定値が使われる。"stl" と
3269
3279
"stlnc" には、強調表示が行われているときは空白が、行われていないときは
@@ -3283,6 +3293,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
3283
3293
vert:文字 VertSplit |hl-VertSplit|
3284
3294
fold:文字 Folded |hl-Folded|
3285
3295
diff:文字 DiffDelete |hl-DiffDelete|
3296
+ eob:文字 EndOfBuffer |hl-EndOfBuffer|
3286
3297
3287
3298
*'fixendofline'* *'fixeol'* *'nofixendofline'* *'nofixeol'*
3288
3299
'fixendofline' 'fixeol' 切替 (既定ではオン)
@@ -3295,7 +3306,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
3295
3306
オプション 'endofline' を参照。
3296
3307
3297
3308
*'fkmap'* *'fk'* *'nofkmap'* *'nofk'*
3298
- 'fkmap' 'fk' 切替 (既定ではオフ) *E198*
3309
+ 'fkmap' 'fk' 切替 (既定ではオフ)
3299
3310
グローバル
3300
3311
{|+rightleft| 機能付きでコンパイルされたときのみ有効}
3301
3312
このオプションはペルシア語を使うためのもので、削除された。|farsi.txt|
@@ -4892,7 +4903,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
4892
4903
4893
4904
*'listchars'* *'lcs'*
4894
4905
'listchars' 'lcs' 文字列 (既定では "eol:$")
4895
- グローバル
4906
+ グローバル/ウィンドウについてローカル |global-local|
4896
4907
'list' モードと |:list| コマンドでの表示に使われる文字を設定する。値は
4897
4908
指定文字列のコンマ区切りのリストである。
4898
4909
*lcs-eol*
@@ -4923,7 +4934,12 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
4923
4934
*lcs-space*
4924
4935
space:文字 スペースの表示に使われる文字。指定されないと、スペース
4925
4936
は空白のまま。
4926
- *lcs-trail*
4937
+ *lcs-lead*
4938
+ lead:文字 先頭のスペースの表示に使われる文字。指定されないと、先
4939
+ 頭のスペースは空白のまま。行頭のスペースでは "space"
4940
+ の設定を上書きする。"tab:" と組み合せられる、例えば: >
4941
+ :set listchars+=tab:>-,lead:.
4942
+ < *lcs-trail*
4927
4943
trail:文字 行末のスペースの表示に使われる文字。指定されないと、行
4928
4944
末のスペースは空白のまま。行末のスペースでは "space"
4929
4945
の設定を上書きする。
@@ -5255,7 +5271,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
5255
5271
NOTE: このオプションは 'compatible' がオンになるとViの既定値に設定され、
5256
5272
'compatible' がオフになるとVimの既定値に設定されるので注意。
5257
5273
5258
- *'mouse'* *E538*
5274
+ *'mouse'*
5259
5275
'mouse' 文字列 (既定では "", GUI版とWin32では "a",
5260
5276
|defaults.vim| 内で "a" か "nvi" に設定される)
5261
5277
グローバル
@@ -6235,7 +6251,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
6235
6251
<
6236
6252
*'runtimepath'* *'rtp'* *vimfiles*
6237
6253
'runtimepath' 'rtp' 文字列 (既定値:
6238
- Unix: "$HOME/.vim,
6254
+ Unix: "$HOME/.vim,
6239
6255
$VIM/vimfiles,
6240
6256
$VIMRUNTIME,
6241
6257
$VIM/vimfiles/after,
@@ -6245,7 +6261,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
6245
6261
$VIMRUNTIME,
6246
6262
$VIM/vimfiles/after,
6247
6263
home:vimfiles/after"
6248
- PC: "$HOME/vimfiles,
6264
+ MS-Windows: "$HOME/vimfiles,
6249
6265
$VIM/vimfiles,
6250
6266
$VIMRUNTIME,
6251
6267
$VIM/vimfiles/after,
@@ -6257,8 +6273,8 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
6257
6273
$VIM/vimfiles,
6258
6274
$VIMRUNTIME,
6259
6275
$VIM/vimfiles/after,
6260
- $BE_USER_SETTINGS/vim/after")
6261
- VMS: "sys$login:vimfiles,
6276
+ $BE_USER_SETTINGS/vim/after"
6277
+ VMS: "sys$login:vimfiles,
6262
6278
$VIM/vimfiles,
6263
6279
$VIMRUNTIME,
6264
6280
$VIM/vimfiles/after,
@@ -6330,9 +6346,12 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
6330
6346
'scroll' 'scr' 数値 (既定では、ウィンドウ高の半分)
6331
6347
ウィンドウについてローカル
6332
6348
コマンド CTRL-U や CTRL-D でスクロールする行数。ウィンドウのサイズが変
6333
- わると、ウィンドウの行数の半分に設定される。CTRL-U や CTRL-D を、カウ
6334
- ントを指定して使うと、カウントはオプション 'scroll' の値として使われる。
6335
- ":set scroll=0" とすると、値はウィンドウ高の半分に戻る。
6349
+ わると、ウィンドウの行数の半分に設定される。'scroll' オプションを設定
6350
+ した後で、|status-line| か 'tabline' オプションを有効にした場合におき
6351
+ る。
6352
+ CTRL-U や CTRL-D を、カウントを指定して使うと、カウントはオプション
6353
+ 'scroll' の値として使われる。":set scroll=0" とすると、値はウィンドウ
6354
+ 高の半分に戻る。
6336
6355
6337
6356
*'scrollbind'* *'scb'* *'noscrollbind'* *'noscb'*
6338
6357
'scrollbind' 'scb' 切替 (既定ではオフ)
@@ -6761,16 +6780,15 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
6761
6780
値は以下のフラグのリストである。
6762
6781
フラグ 効果 ~
6763
6782
f "(file 3 of 5)" の代わりに "(3 of 5)" を表示。
6764
- i "[最終行が不完全 ]" の代わりに "[noeol]" を表示。
6783
+ i "[Incomplete last line ]" の代わりに "[noeol]" を表示。
6765
6784
l "999 行, 888 バイト" の代わりに "999L, 888B" を表示。
6766
- m "[変更あり ]" の代わりに "[+]" を表示。
6767
- n "[新ファイル ]" の代わりに "[新 ]" を表示。
6768
- r "[読込専用 ]" の代わりに "[読専 ]" を表示。
6785
+ m "[Modified ]" の代わりに "[+]" を表示。
6786
+ n "[New File ]" の代わりに "[New ]" を表示。
6787
+ r "[readonly ]" の代わりに "[RO ]" を表示。
6769
6788
w 書き込みコマンドには "書込み" の代わりに "[w]" を、コマンド
6770
6789
':w >> file' には "追加" の代わりに "[a]" を表示。
6771
- x "[dosフォーマット]" の代わりに "[dos]", "[unixフォーマット]"
6772
- の代わりに "[unix]", "[macフォーマット]" の代わりに "[mac]" を
6773
- 表示。
6790
+ x "[dos format]" の代わりに "[dos]", "[unix format]"
6791
+ の代わりに "[unix]", "[mac format]" の代わりに "[mac]" を表示。
6774
6792
a 上記の省略を全て行う。
6775
6793
6776
6794
o ファイルの書き込み時のメッセージを、その後のファイルの読み込み
@@ -6799,6 +6817,17 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
6799
6817
情報を表示しない。note これは autocommand からのメッセージにも
6800
6818
影響する
6801
6819
S 検索時に検索件数メッセージを表示しない。例えば "[1/5]"
6820
+ {訳注: 以下日本語メッセージの場合:
6821
+ "[Incomplete last line]" "[最終行が不完全]"
6822
+ "[Modified]" "[変更あり]"
6823
+ "[New File]" "[新ファイル]"
6824
+ "[New]" "[新]"
6825
+ "[readonly]" "[読込専用]"
6826
+ "[RO]" "[読専]"
6827
+ "[dos format]" "[dosフォーマット]"
6828
+ "[unix format]" "[unixフォーマット]"
6829
+ "[mac format]" "[macフォーマット]"
6830
+ }
6802
6831
6803
6832
このオプションはバッファを変更するとき <Enter> を打ち込むのを避ける機
6804
6833
会を提供する。が、表示の余裕がある限り有益なメッセージを表示する。
@@ -7283,14 +7312,21 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
7283
7312
"[-]"
7284
7313
M F 修正フラグ。表示されるのは ",+" または ",-"。
7285
7314
r F 読み込み専用フラグ。表示されるのは "[RO]"。
7315
+ {訳注: 日本語メッセージの場合: "[読専]"}
7286
7316
R F 読み込み専用フラグ。表示されるのは ",RO"。
7287
- h F ヘルプバッファフラグ。表示されるのは "[ヘルプ]"。
7317
+ h F ヘルプバッファフラグ。表示されるのは "[help]"。
7318
+ {訳注: 日本語メッセージの場合: "[ヘルプ]"}
7288
7319
H F ヘルプバッファフラグ。表示されるのは ",HLP"。
7289
- w F プレビューウィンドウフラグ。表示されるのは "[プレビュー]"。
7320
+ w F プレビューウィンドウフラグ。表示されるのは "[Preview]"。
7321
+ {訳注: 日本語メッセージの場合: "[プレビュー]"}
7290
7322
W F プレビューウィンドウフラグ。表示されるのは ",PRV"。
7291
7323
y F バッファ内のファイルのタイプ。例えば "[vim]"。'filetype' を参照。
7292
7324
Y F バッファ内のファイルのタイプ。例えば ",VIM"。'filetype' を参照。
7293
7325
q S "[Quickfix List]"、"[Location List]" または空文字。
7326
+ {訳注: 日本語メッセージの場合:
7327
+ "[Quickfix List]" "[Quickfixリスト]"
7328
+ "[Location List]" "[Locationリスト]"
7329
+ }
7294
7330
k S 他言語用マッピング |:lmap| が使われているとき、変数
7295
7331
"b:keymap_name" または 'keymap' を "<keymap>" と表示する。
7296
7332
n N バッファ番号。
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