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qa.rst

File metadata and controls

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Q & A

よくお問い合わせいただく内容をまとめました.

入力サンプルについて

Q:シングルリードを使用できますか?
A:できません.Genomonではペアリードのみ使用できます.

Q:Illumina以外のシーケンスデータを使用できますか?
A:できません.

Q:tophat等別手法でアライメントしたbamファイルがあるのですが,[bam_import] で入力できますか?
A:できません.Genomonではアライメントに bwa mem を使用していますので,それ以外の手法で作成したbamファイルは [bam_tofastq] で再アライメントする必要があります.

Q:圧縮ファイルを入力できますか?
A:dna (bwa) は .gz 形式に対応しています.rna (STAR) は圧縮形式に対応していませんので,解凍してからご使用ください.

Q:分割ファイルを入力できますか?
A:できます.以下のように ; で区切って入力してください.
[fastq]
tumor,/path/to/tumor_R1_1.fastq;/path/to/tumor_R1_2.fastq,/path/to/tumor_R2_1.fastq;/path/to/tumor_R2_2.fastq
Q:同じ腫瘍サンプルを異なるノーマルサンプルとペアにして解析結果を比較したいのですが,それぞれGenomonを実行しないといけないのでしょうか?
A:腫瘍サンプルのサンプル名を別名にすることで同時に解析できます.
[bam_import]
tumorA1,/path/to/tumorA
tumorA2,/path/to/tumorA
normal1,/path/to/normal1
normal2,/path/to/normal2

[mutation_call]
tumorA1,normal1,List1
tumorA2,normal2,List1

コントロールパネルについて

Q:そもそもコントロールパネルってなんですか?
A:腫瘍サンプルで検出された変異がsomatic mutationかどうかを判断するときに使用します.腫瘍サンプルで検出された変異がほかのノーマルサンプルでも検出されていればsomatic mutationとして検出結果から取り除く,という考え方です. [mutation_call], [sv_detection], [fusionfusion] で使用しています.

Q:ノーマルサンプルが1つしかないんですが,それでも入れたほうがいいんですか?
A:解析手法によりアルゴリズムが異なります.SVとfusionfusionは少ないサンプルでも入れた方がよいです.mutation_call (EBCall※ という手法を使用しています) は,8個以下なら使わない方がよいです.※ EBCall (Shiraishi et al., NAR, 2013)

変異コールについて

Q:mutation のところにhotspotというディレクトリが作成されましたが,空でした.正常に終了したのでしょうか?
A:hotsoptとして,何も検出されないことはありえます.こちらの開発時の検証では100検体中,20候補の検出率です.正常終了したかどうかはpaplotディレクトリの下にindex.htmlファイルが作成されているかどうかで判断してください.

レポート作成機能について

Q:変異の解析だけしたいのですが,解析以降の機能を無効にできますか?
A:可能です.以下設定でFalseを設定してください.
[post_analysis]
enable = False
Q:一通り流したいのですが,途中でマージされるファイルが巨大なためスキップしたいです.
A:マージの出力対象は設定可能です.post_analysisの設定ファイルを変更してご使用ください.設定ファイルのパスはgenomon設定ファイルに記載しています.
[post_analysis]
config_file = /path/to/genomon_post_analysis.cfg

mutationのマージ機能をOFFにする場合の設定例

[merge_format_mutation]
output_all        = False
output_case1      = False
output_case2      = False
output_case3      = False
output_case4      = False
output_filt_all   = False
output_filt_case1 = True
output_filt_case2 = True
output_filt_case3 = True
output_filt_case4 = True

SVの場合は[merge_format_sv], fusionfusionの場合は[merge_format_fusionfusion] を変更してください

  • output_filt_case* の項目はpmsignatureとpaplotで使用するため,Trueのままにしておいてください.
  • 設定ファイル中の case1,2,3,4 はサンプル設定ファイルのパターン1,2,3,4に該当します.

[mutation_call],[sv_detection]の記載方法 [fusion]の記載方法

インストールについて

Q:うちのスパコンにインストールできますか?
A:Univa Grid Engine (UGE) を使用していればインストールできます.

その他

Q:解析アルゴリズムについて説明資料が欲しい
A:次の資料を参考にしてください.(HGCアカウントが必要です) Genomon2 Tutorial 実践編

Q:${HOME}/.localにインストールされているpython libraryを参照してしまうのですが無効にできますか?
A:可能です.パイプライン設定ファイルのqsub_optionにPYTHONNOUSERSITEの設定をすることで無効にできます.
qsub_option = -q '!mjobs_rerun.q' -l s_vmem=2G,mem_req=2G -v PYTHONNOUSERSITE=/home/{ユーザ名}/.local/lib/python2.7/site-packages
Q:トラブルシューティングについて
A:よくあるエラーは次にまとめましたので参考にしてください.トラブルシューティングについて